くちなしブルー液、くちなし緑液はどちらもくちなしから色素を抽出した藍熊染料さんの商品です。
ブルーを染めるならクサギか藍になりますが、クサギは入手が困難(近くに生えていれば簡単だけど)、藍は藍建てが化学建てでもなかなか大変で気軽に青を染めるのは難しいです。ちょこっとだけ染めたい人にはくちなしブルー液が便利ですね。
ブルー液1gを適当に水で希釈して60℃で40分染めます。
くちなし緑液は2gに水40mlを2つに分けて染めます。
これも60℃で40分染めます。
結果
左からくちなしブルー、くちなし緑(銅)、くちなし緑(アルミ)です。
くちなし緑の銅が一番理想の緑に染まったかな？媒染の長さや染液の濃さも重要そうです。
青は淡めの藍色というか水色っぽいですね。
草木染めで緑を染めるのは意外と大変で、鮮やかな緑に染めるには黄色に染めた生地に藍を重ねるやり方が一般的なようです。緑に染めるためだけに藍液を用意するのはちょっと骨が折れるので単体で緑を染められるのは嬉しいですね。青が手軽に染められるのも便利です。
おわり
